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諏訪さんの実家の裏山で、ご両親が半世紀育てた杉の伐採。これを端緒として木の「年輪」をみながら、それぞれの生の道程に、タテヨコ思いを巡らせる作品でした。夏休みの縁側みたいなざわめきのなかで、近所のおばあちゃんが詠む「里芋のお経」、手の為してゆく年輪の映像。
ライブドローイングでは、描く+音響から年輪宇宙が生成されました。みんながシンと見守るなか、少し儀式めいた雰囲気が愛おしい。里芋のお経、ねんりん、りんね。土の香りとほり起こされた記憶が、成仏してゆきました。
あかしももか(散歩系エピキュリスト)
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